ありうべき未来は、アートから生まれる
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ALT Members
~Meet the Team!~
下山 明彦
Akihiko SHIMOYAMA
広島生まれ。東京大学卒業。東京藝術大学修士課程。株式会社Senjin Holdings代表。
中学生の頃より人間の信念や行動のパターンに興味を持つ。統計分析でじゃんけんの勝率を格段に上げる研究を行うなど様々な活動を通して、「そもそも人間が分析可能であること」をメタ的に把握する。この視点に立って必要な努力を整理することで大学入学以後も成果を生み出す。
代表的なものでは「キャリアインカレ2016」優勝や「Bloomberg Global Investment Contests(2017)」最高収益など。自身の発するミームが最大効率で世間に行き渡ることを目指し、ビジネスで成功してそれを原資にアートとアカデミアで活躍できる将来を構想する。 並行して、人間の死生観が本質的には生きることそのものを規定するのではないかという直感のもと、インドでの瞑想修行や無人島での極限生活など体験の中で良き生と死を探る。高校時代に学んだカトリックの思想と原始仏教やニューエイジなどの学びが合わさってオリジナルの宗教観を獲得する。
2017年には人間社会の価値創出がより具体的に仮想世界へと進出していくことを予測して、仮想通貨取引を専門的に分析する株式会社CoinOtakuを設立。国内で業界最大規模のメディアを運営し、2020年には6億円で会社を売却する。
自身はより包括的に人間生活の時間的密度の最大化を図る株式会社Senjin Holdingsを設立して代表に就任。 東大では芸術教育思想史を総括した上で現代のデザインシンキングを解釈する研究を行う。
2021年に卒業後、東京藝大修士課程に入学。ビジネス・金融・学問に通底する自身の根本的な人間観を表現する結節点としてアート作品を生み出すようになる。2021年よりアーティストグループALTを主宰し、11月に第一回展示会「いまここでよく生きる展」を開催する。 現在は法人売却の利益をアートに投じ、いつか人類が不老不死を獲得した場合の生のありようを世に訴えかけるべく制作活動を行う。
2022年には経営者とアーティストの共創ワークショップによる経営者の意識変容を質的に分析した論文を執筆し、学会誌に掲載予定。また同年、宗教学者の島田裕巳氏監修のもとで自身の死生観を執筆し『若者のための死の教科書』として刊行される。
中川 瑛
Ei NAKAGAWA
Chief Concept Officer / 株式会社ちえもの代表
ALTでは理論構築や言語表現、プロジェクトマネジメントを担当。2014年、国際倫理学(先進諸国は新興国に援助の義務を持つか 危害と集合的責任から)を研究するために官民協働海外留学支援奨学金を得てフランスに留学。
倫理学の実践的意義を考える中で理論知と実践知の生成と往還に関心を持ち、2015年から全国8箇所で40回以上、延べ1000人以上が参加した異分野交流会を主催。
知はどのように正当化され、体系化され、異なる体系間で協働可能なのかを検討し、法政大学大学院修士課程にて「人文・社会科学系研究者の研究者アイデンティティ -自らが準拠するジャーナル共同体と学術共同体における正統性-」を2021年3月に学位論文として提出。
The University of Edinburghでは、市民知や科学技術・政策知・デザイン・アートなどの異なる知の体系の連携に着目し、イギリス政府が科学技術への市民参加のためにスペキュラティブデザインを用いた事例を分析して"Constructive Public Engagement of Science and Technology by speculative design: Case Study on UK Policy Lab"を2022年8月に学位論文として提出。
自身が代表を務める株式会社ちえものでは、クライアントの問いに応じるリサーチャーチームを組成し、人文・社会科学の知見を用いた政策調査や、事業開発・組織開発のコンサルティングを一部上場企業を含む様々な企業・団体に提供。
起業家やソーシャルアクティビストなどと、それぞれの実践を半年間で研究・論文化して実務に活用するプログラムコミュニティ「Mode2 Lab」や、ケアの倫理・哲学などの理論を実践に応用してモラハラ・DV問題に取り組む当事者団体「GADHA」など、理論知と実践知を生成・往還する様々な活動を行う。
長谷川 彰宏
Akihiro HASEGAWA
長谷川は1997年生まれ、三重県出身。天台宗系の寺院に生まれ、2009年に得度し、2019年に天台真盛宗の総本山である西教寺にて四度加行満行。2016年に東京藝術大学デザイン科に入学したのち、2020年より同大学院美術研究科デザイン専攻に在籍している。クマ財団5期生に選出され、「KUMA EXHIBITION 2022」に出展。
天台宗の寺に生まれた長谷川は、比叡山での修行を経験し、感情、思想、身体、そして生命の存在に対して俯瞰した視点を持つ。その作品群は、作家自身の根幹をなす仏教思想から得た独自の姿勢を垣間見せ、死生観や人間の存在そのものを問いかけてくる。
お堂に佇む仏像とその周辺の空間を原体験とし、日本的な描写の可能性と、その先にある人間存在の普遍性を模索している。
ただ概念的で美的な、作品の純粋性だけを求めるのでなく、デザイン科で培った問題解決的な思考回路や価値を構築的に伝えるという、“とっつきやすさ”のようなものも重要な軸として捉えている。
ALTではクリエイティブディレクターとして全体のクリエイティブの統括を担っている。作品アイデアスケッチ時の概念的な飛躍と、その飛躍を具体的な“モノ”としていかに落ち着かせるかの設計や、特に平面作品の最終的な美的強度の担保を得意とする。
2022 √k contemporary 初個展『もよぎとコンプ』
2022 room A gallery 個展『光を受け取る/場に向かう』
2022 biscuit gallery 個展『axiom』
小川慧
Kei OGAWA
1996年フランス・モンモランシー生まれ。東京藝術大学修士課程に在学。2021年よりALTに参加。
小学校卒業までをフランスで暮らし、日本の漫画表現とは異なる環境で培ったbande dessinéeに近い軽妙洒脱な筆致を特徴とする。
無類の動物好きであり、自宅でヘビ、ヤモリ、フグ等を飼育している。夏は道端の虫を探すのに神経を尖らせ、その積み重ねもあってか普通の人が見過ごしてしまうような細かいことに気付くのが得意。大学ではそういった発見を元にインスタレーション作品を制作している。「遊び心」をモットーに、暮らしの中に潜む遊びを日々探求している。
岡見知明
Tomoaki OKAMI
東京大学に在学中。中学時代にメダカの色覚に関する実験・研究を行ったのをきっかけに、知覚に関わる神経システムに興味をもつ。それが高じて2018年にはベルリンで開催された脳・神経科学のクイズ大会「International Brain Bee」に出場。その後、神経科学への関心と不老不死の妙薬を見出さんとの野望を胸に医学部へ進学する。また、小さい頃から絵を描くことを好み、現在は大学で美術部「踏朱会」に所属している。ALTでは自身の興味をいかしたリサーチに取り組むほか、サイト管理等を担当。
佐々木陸
Riku Sasaki
東京都出身、東京藝術大学デザイン科在学。
小さい頃から気づいたら無心に手を動かす癖があり、頭より手が先に動くような感覚が好きで中学時代に美大に行くことを決意。
大学に入学してからは、平面作品、立体作品を一つの画材や素材、表現方法にとらわれず、常に、どうしたら観覧者を作品の前で長時間足を止めて考えさせることができるのか模索しながら制作している。ALTでは、BESE food社のオフィスに、『古いものから新しいものの芽生え』をコンセプトとした主に木材と油絵具を使い立体作品を制作した。
2021 「doorman展」中目黒 gallery BLANC
2022 「藝大100ドロ展」上野松坂屋、東京芸術劇場
清水領真
Ryoma Shimizu
2002年生まれ、愛知県出身。東京藝術大学デザイン科在籍。学部2年。
2022よりALT.projectに本格的に参加。
幼い頃から車に興味がありカーデザイナーになる夢を追い続けている。
制作は主に立体作品、写真に取り組んでいる。立体では素材とその組み合わせ方、美しさの探求をしている。写真では空気感、そのモノが持つ動きを大切にして撮影している。
ALTでは、BESE food社のオフィスに、『古いものから新しいものの芽生え』をコンセプトとした主に木材と油絵具を使い立体作品を制作した。
2021 「名古屋市成人式記念品ポスターカード」最優秀賞。
2022 「藝大100ドロ展」上野松坂屋、東京芸術劇場
杉山立弥
Tatsuya SUGIYAMA
埼玉県出身。東京大学在学。高校在学時に米国研修、英国のパブリックスクールへの短期留学を経験。即興ディベートの世界交流大会(PDWC2018)にはディベーターとして参加。Stanford e-Japanでは最優秀賞に次ぐHonorable Mentionを受賞。第8回科学の甲子園埼玉県大会には化学担当として参加し優勝、全国大会では11位・企業特別賞を受賞。
大学入学後は国際政治・経済を学ぶ高山ゼミに所属し、米国の宇宙政策、英国の外交政策に関する論文を執筆。また、地球社会の分析を行う馬路ゼミの立ち上げに関わり1期生として参加、ハリウッドの内部政治に関する論文を執筆。流動的な国際社会・文化のダイナミズムに惹かれ、文理に縛られない興味を探求したいとの思いから教養学部教養学科へ進学。ALTではリサーチ、カタログの制作を担当。
辻一徹
Ittetsu TSUJI
2001年東京生まれ。
現在、東京藝術大学デザイン科学部2年。
2022年より本格的にAlt.project に参加。
デザインとアートの境界を探りながら、彫刻、プロダクト、写真、絵画、音楽など、興味の方向を多角的に拡散している。最近では、素材が内包する生の質感を探りながら作品を制作する。コミテコルベールアワード2022にてグランプリを受賞。以降、金属を素材として扱う作品の可能性を模索している。
プラート アルヴィン
Alvin Praet
北海道出身でオランダ人と日系ブラジル人の両親を持つ。東京大学工学部システム創成学科Cコース在学。11歳でアンモナイトとの邂逅を果たして以来、化石採集とその研究に精力的に取り組んできた。巡検での越境体験と古生物への強い偏愛を通して、独自の哲学を培ってきた。他方、高校時代に「世界津波の日」2019高校生サミットの総合司会に抜擢され、国際連合のイベントにも登壇した経験を持つ。その後防災の分野で学生団体を立ち上げるなど、社会的活動にも取り組んできた。飽くなき好奇心と向上心に駆動され、大学でも HCAP Tokyo で代表を務めるなど多数の団体で活動。東大総長の前で事業案をプレゼンするなど、DeepTech 起業家輩出コミュニティ「DICE」に所属しながら、宇宙資源の領域で起業家かつ研究者としての道を模索中。遊び心と創造性を芸術で昇華するべく、ALTでは藝大生と芸術愛好家によるコミュニティの運営を担当。
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